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2025年07月20日
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いろいろ調べたり、マニアだったり

2009年08月25日
ねちねち調べる方だとは思いますが、「時代考証が出来ている」とは自分でとても思えません。
時代考証ということの、奥深さを知ればしるほど、その言葉を使うのがいかにおこがましかったかということを実感するようになりました。反省。
なので、「それっぽさをできるだけがんばろう」という気持ちでおります。
どうしてそんな時間のかかることをするのだろうとか、自分の自由になる範囲を狭めてまですることかとか、客観的に考えるとそういう疑問も湧くのです。
では何故やるかと申しますと、やむにやまれぬ事情のようなものがございます。

私は、小説を書くのにあまり向いていないと自分では思っています。
少なくとも、二次創作には不向きです。
原作やアニメから得られる素晴らしさを、受け止めるだけでせいいっぱいです。
泉のように、色々なアイデアが浮かぶタイプではありません。
一方、史実や自然の生き物の秘密を紐解いていくと、思いがけず色々なものが湧いてきて、調べているだけでわくわくします。
それに頼ってお話を作らなければ、書けないという情けなさなのです。
本当に色々…キャラクター同士の関係や、心や、考えつける人が羨ましいと言うか、尊敬と言うか…。
私は本当に、「今日もご飯食べてお風呂に入って、穴に落ちたりしてから寝たんじゃないかな」くらいのことしか考えられなくて。
要は、動植物や昔の人々の暮らしや、忍術などに燃えたぎる性質ということなのだと思います。
あとは、キャラクターを客観視できないのが自分でも情けないです。
思い入れ過剰になりがちで、お話をきちんとコントロールできないところがあります。
だから随分長い間、小説は書けないはずだと思っていたのです。
そんなことをぼやいていたら、親友が書かなきゃ書けないのは当たり前だというものですから、うっかり書き始めまして、今に至ります。
今、小説らしきものが書けているかは自分でも良くわかりませんけれども、書き始めて大体一年くらいになります。
楽しいです。幸せです。
でもやっぱり、不得意です。

たどたどしい執筆を支えてくれるものとして、時代とか生き物とか色々ありますけれども、私が二次創作をする主なモチベーションは、作品への憧憬にあります。
あまり大きな声では言えませんが、倒錯したいのです。
自分の手で、大好きな作品に似せて、それっぽい自分好みのものを作り、倒錯したいというのが最大のモチベーションです。


ああ、言ってしまった。
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