草　笛

雪です。





秘境にしてはめずらしく大きな雪のカケラがふわふわ舞い降りてきています。
春ですね。
雪なのに春の報せというあたりがロマンチックで、ボタン雪が大好きです。
みるみるうちに景色が白く塗り替えられていくのも、ならではですね。
それでもまだ、秘境の雪解けは遠く、これから二月の間、一度溶けてもまた凍るというのを繰り返しながらゆっくりと季節が移って行きます。
土や草とのご対面は、五月までお預けです。

そうそう、四月の半ばにまたマレーシア行きが決定しました！
帰ってくる頃には、福寿草が見られるかな？？？
常夏の半島、今も恋しいです。

ちょっとこわい。
でも、オンリーなら…。
にんたま好きの人でいっぱいの空間なら怖くないかも！！！

などとよく考えます。
４月の十色行きたい。行ってみたい。でもなあでもなあ。
行けるかどうかなんてわからないのに、そんなことを考えています。
 

こんばんは！なおりました！
何がかというと、多分、ノロウィルス感染です。
生牡蠣を食べて一日後に、ダウン。
車の運転中に症状が出始めて、ほんとうにびっくりしました…。
何をかくそうこのわたし、食べ物にあたったことがなかったのです。
拾い喰いもしたことあるし、うっかり傷んだものを食べることもざらにある…でもお腹だけは痛めない人だったのに…悔しい…。
そうじゃないですね、はい。これまでの過信を反省し、自重します。
でもノロにしては大分軽い症状で収まったようで、少しほっともしています。
皆様も、これからの時期の二枚貝にはくれぐれもご用心ください…。

さて、草笛もひさびさに更新できたし、万川集海も２００票オーバーだし、ほくほくです。
メルフォのお返事は、明日濃厚なのを発信させていただけたら嬉しいです。
本当に長々とお待たせして、申しわけありませんでした。
いつもいつも、すごくパワーを頂いています！
本当に、周りの方に恵まれて、自分は幸せ者です。 

蜜柑の柔らかな果皮に爪を立てたときの、甘く芳烈な香りが、留三郎は嫌いでない。
爪を入れた中心から、果実を中心に抱いて、まるで花弁が開くように、やや几帳面にそれを剥いていくことも。
片や正面に胡坐をかいた人物は、好対照な豪快な剥きっぷりで、さっさと中の小袋を二つまとめて口に放り込んでいる。
やがて留三郎の指先は、白い筋を綺麗に除く事に没頭し始めた。

「で、まとめると、お前は戦国時代のニンジャの学校に通っていて、便所掃除の途中で便器に落ち、這い出てきたら道路の真ん中だったというわけだな」
「だから落とし穴だって言ってるだろう。それに掃除じゃなくて落とし紙の交換だ。それにしてもこれあったかいなあ。机についているところがいい。やっぱり中に炭櫃が入ってるのかい」

しまいそびれたまま、ひと間の中央にでんと居座る炬燵は、余程緑のニンジャのお気に召したらしい。
しかしその原理に触れられた所で、留三郎は直ぐに目を彼から反らした。
部屋に匿ったはいいものの、何気なく開けた冷蔵庫を、得体の知れないものを見る目で凝視されたり、食器棚を空けただけで口元を押さえて顔を背けられたり、仕方ないことと解っていても、いちいちどうにも落ち着かない。
コタツが程よい放熱を続ける仕組みくらい、説明できないこともないが、できることなら面倒は少ない方がありがたかった。
それよりも何よりも、今話すべきことはどっさりとあるのである。

「それでお前、これからどうするんだ」
「そうだな。いつまでもご厄介になるわけにも行かないし、戻る方法を探さないと…留三郎は何か心当たりとかないのか」
「あると思うのかよ」
「だって何だか得体の知れない便利そうなものが溢れてるじゃないかこの世界」
「異様に前向きなやっちゃな…。そうだな…お前が構わんなら明日あたり仲間に相談でもしてみるか？」
「友達がいるのかー。そりゃ助かるよ」

にこにこむしゃむしゃ、と二個目の蜜柑を食べている伊作からは、しかし殆ど危機感を感じることが出来ない。
留三郎は、それが気のせいだと思いたかった。

「なんもかんも、ともかく明日だな。今夜はとりあえずこれでも喰っとけ」

傍らのコンビニ袋から探り出したものを至近距離から無造作に放ると、そこは流石の反射神経というべきか、顔の横でぱしりと受け止める。
三角おにぎりを握り締め、

「飢渇丸を所持しておりますのでお構いなく」

と、不敵に笑うニンジャに、

「うるせえとっとと喰え」

とだけ投げつけて、留三郎は風呂へと立った。
ひとり火闥に残されて、伊作はふと視線を落とす。
左手には三角の握り飯、右手にはよく熟れた橙の。

「たちばな…」

留三郎の去っていった部屋から、やがて五月雨のような水音が始まった。
伊作には、穴に落ちてからこのかた、不思議な出来事ばかり続いている。
しかし本当のところ伊作は、そういったことに早くも慣れてきつつあった。
当たり前のことと、今まで知らなかったことが一つ一つ置き換わっていく中、今はもと居た学園がただただ懐かしく感じられる。
だからであろうか、両手に持った二つのものをそっと近づけてみるだけで、自然と笑みが浮かんだ。

（たちばなと、握り飯）

「い組だな」

独り言は、別室からの不思議な雨音に紛れ、誰の耳にも届かず消えた。




＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

伊作から不運要素が抜けている…！
駄目かなやっぱり。


 

私はほんとうに子供です。
進歩を諦めているわけではないんですけど、ああ子供だなあとよく思います。
チビッコたちと遊んでいる時も、遊んであげていると言うよりは一緒に遊んでる。
そのほうが無理が少なくて疲れないんです。
ねんどもそうです。
自分の中の子供の部分がそれを楽しんでいるみたい。
今日、自分の分のお菓子を食べ終わってから、まだ食べたいなーとしょんぼりしていたら後輩が一個余計にくれました。
なんか、駄目な気がします。 
でも、自分以外の子供みたいな人は大好きです。


作ったリスとキノコ色々は、ひとにあげてしまいました。
手元にはもうウサツムネコツムしかおりません。
白のねんどもきれてしまって、しばらく作れないかも…。
ちと、さみしい。

ショートプログラム 素晴らしかったですね！
ロシェット選手の演技も、浅田選手の演技も、目に涙をためながら見守りました。
それにしても、真央ちゃんすごい！
あの大舞台で、まだ十代なのによく気おされずにがんばったと思います。
あんなに若くて可愛らしいお嬢さんが頑張っているのを見ると、どうにも感動してしまっていつも演技を見終わる頃にはうるうるです。
私もがんばらなきゃって思います。

色々ありまして、ただ今ねんどが熱いです。
次第に机の周りに小さなねんどの動物が増えていくんですがこれはいったいどうすればいいのでしょう。
というか、気がついたらねんどをさわっているというちょっと危ない状態だったり致します。
今日は栗鼠をつくりました。
最初は栗鼠だけだったのですが、ドングリを持たせたいとか、耳の中をピンクにしたいとか、シマリスにしようとか色々エスカレートするうちに、とうとうニスまで塗ってしまいました。
つや消しニスって加減がむずかしいのですね、なかなかうまくいきません。
大事に抱えているどんぐりだけは、つやつやにしました。
自分で作ると愛着もひとしおで、どんどん何かしたくなっちゃうんですね。
だめですね。
新たな趣味はともかくも、昨夜はなにをかくそう徹夜でございました。
ああ、やっとひといきつけそうです。
それでも癒しをもとめてねんどしちゃっているとか、自分でもやばいと思います。
よし、今日はもう寝て、明日に備えます。
久々に下山、所用のついでにお買い物です。
そしてだいだい大好きなフィギュアスケートもあるんですよね、明日は。
ああ楽しみ。
どんな結果でもいい、真央ちゃんの笑顔が見たいです。
いい風が、吹きますように！ 

山場を乗り切り、時間ができるとおもいきや、新しい締め切りが明日に迫っております。
あうあう。ごめんなさい。
もうちょっと潜りながら頑張ります。
密かに、緋い花に手を入れたりなどしつつ、創作できる機会をうかがっています。
長い間書かないでいると、書き出すのが怖くていけません。
よし書けた！と思って次の朝見ると全然だめだったり、しょっちゅうです。
そうこうしているうちに春がまた来てしまう…用具と保健の冬のお話が書けてない…！とかですね。
ちょっと焦っているのかもしれません。
うにゃー。
とりあえず、明日まではがんばる。
そうしなくては、次に進めないもの。
お返事滞っていて申しわけありません、もう少しだけ、待っていてくださいませ！


緋い花の改稿版を置いておきます。
オリジナルになりますが、閲覧を１８歳未満の方はご遠慮いただけると幸いです。

http://sodenoka.nobody.jp/ohanashi/akaihana.html 

ごぶさたでーす！
すみません、まあいろいろございましてすっかりお留守にしました…。
中学生と戯れたりポッケで生卵を割ったりねんどをこねたり落ち込んだり立ち直ったり。しておりました。
あたたかいメッセージ、ほんとうにありがとうございます！
びしばし胸に響いております。
明日の早朝急遽帰省することとなりまして、１９日に戻ります。
それからばっちりお返事させていただきたいと思います。
ねっちりゲンパロ書いています！
何話か先まで見通しをつけながら適当に作っているんですが、なんかもう、やりたいことが多すぎてどうにも収集がつかないのです。
がんばりますね！
今月中には更新するぞ！おー！

そうそう、ついったーは、検索避けの意味もこめて非公開にしてしまいました。
もし宜しかったら話しかけてやってください。
結構妙な方向にとんでもないことも呟いています。
先に言っちゃった。
しょうもない人間でほんとすみません。
 

本審査、昨日なんとか、無事に合格できました。
反省点も色々とあって、手放しにヤッターとは言えませんが、なんとか、ライセンスは手に入れました。
これから、この道で生きていける絶対の自信は、まだないのですが、第一関門は通過できました。
ひとまず、ほっと胸をなでおろしています。
沢山励まし、支えていただき、本当にありがとうございました！
 

ついったーをはじめてみました。
よかったら、仲良くしてください。。

https://twitter.com/mushitoriami

忍者とか忍者の話をしたいです！

 

がんぶらさん対策をしてねってメールが来ました。
ロリポップさんからも来ているようです。
忍者さんからは、まだです。
忍者さんたら…ＨＰのＦＴＰの説明ページにＦＦＦＴＰへの誘導がまだある辺り、ちょっとヒヤヒヤします。
だいじょうぶかな？
あれこれ、不安はあるのですが、いくつブログをもっているか思い出したくないほど手を広げちゃうタチの私には便利なのです。
色々やりたいことはあるんですけど、全部分けたくなっちゃうからだと思います。

さて、もうほんとうに、本審査が迫ってきました。
昆虫博士になるために、もうひと頑張りです。
なれたからって、その先がまだ全く見えない状況だったりするのですが、今の自分のままでぶつかってみたいと思います。
メッセージ等、本当にありがとうございます。
嬉しかったです！
また、帰ってまいりましたら、ヤッタヨ！のご報告と一緒にお返事できたら・・・・いいなあ！

お茶がおいしい。
色々また切羽詰っておりますが、がんばる。

バラのハーブティーというものがあるのですが、これが本当にバラの香りがする。
つけてあるんじゃなく、もとのお花の香りが残っているんです。
すごいなあ。
小さい頃、近所のバラの香りを片っ端から嗅ぎ比べておりました。
野薔薇に近い、白いバラの香りが一番よかったです。
ハーブティーにされるのは、赤いのとピンクのバラです。
ピンクのほうが上品な香りらしいです。
一回試してみたい。
赤いバラも、甘くておいしいです。

そういえば、エリカってヒースの花なんですね。
どこまでも続くヒースの草原は永遠の憧れです。



 

わかったのですが、氷ノ山で見られるとりの種類と、うちの近くで見られる鳥の種類が、ほぼ一緒でした。
さすが秘境どうし…。
スズメは基本的におりません。寒すぎて。
ただ、こちらにはクマタカはいないのです。
ざんねん。
代わりにノスリという猛禽類がおります。
あれも切ない声で鳴きます。
初春は、冬空高く舞うノスリに感動して書いたお話でもありました。
ノスリは翼の裏や腹が白く、トビとはっきり見分けがつきます。
遠く白く光るあの姿がとてもすきなんです。
 

大事に思ってくれている人がいる。
だから私もがんばらないといけない。
あと、準備期間は僅か四日。
無駄にできない。